48㎝初ゴジカラ―仕上

酒井ゆうじ工房　　酒井ゆうじ　　『ゴジラドリームVol.86　４８㎝　ゴジラ１９５４』　　

これだけ永らく怪獣を作っていながら、プライベート用で一個も完成品が無かったという、これもバルタン星人と同じ理由でこの４８㎝版一個あったら他は買わずに済むから。。。。と思ってたのですが、生産数が３０個未満ってことでなかなか手に入らなかったのが『ゴジラ生誕６０周年記念』ってことで最初で最後の生産販売、早速購入して制作してみました。

制作は特に凝った事はしておりませんが、この大きさで今どきムクのキットで鬼のように重いため、自重による破損を避けるために補強をアルミ線や真鍮線ではなく、コンクリートの落下を防ぐステンレスのピン二ングアンカーをマジックスムースで固定というガレキでは多分これ以上の強度は無いんじゃないか？という補強をしてみました。体色は実際は油性の黒と口の中は赤い絵の具だったそうですが、モノクロ風寄り、口の中も赤よりもセピアっぽい赤にしております（酒井さんの仕上げは口の中もグレー）。背ビレはキンゴジ以降のカラーのゴジラでしたら真ん中のモールド部は黒系なんですが、映像ではライティングの加減か、全体的に白っぽく見えたので立ち上げとウォッシュのみであっさり仕上げてます。須賀川市の『円谷英二展』に展示するために作られ、東宝の現像所の入口にも飾られているという初ゴジ中もっとも有名な造形ですから初ゴジはこれ一個あったら良いですかな？自分の一番好きなモスゴジは未だ決定版は無いと思ってます、いつかプライベート用で購入するようなキットが出るのでしょうか？