上野赤札堂ゴジラ

アトラゴンGK   宮崎逸志   ゴジラ TYPE:1966
上野の赤札堂デパートで怪獣展に展示する為に作られたゴジラ。頭部は『怪獣大戦争版』、胴体は『モスラ対ゴジラ』という合体ゴジラで映画には登場することはありませんでした。怪獣展後にジラースに改造され、その後は頭部を外され、元の大戦争ゴジラに戻されて『南海の大決闘』の陸用スーツとして登場します。胴体は『地球最大の決戦』のゴジラの頭部を着けられ、ゴメスに改造され、その後『南海の大決闘』の海用スーツとして使用されました。キットとしてはこれしか無いでしょう、唯一無二、もしかしたら酒井さんがいつかゴジラスーツバリエーションで出すかも???(笑)

キットはアトラゴンのジラースの改造、というか首のパーツ新規造詣で付けただけのキットですが一粒で二度美味しい仕様です(笑)。
ガレージキットでゴジラの目の二重構造を再現したのはこれのみじゃないでしょうか?また手足の爪、歯の樹脂製のクリアー状態を再現したのもこれのみだと思います。。。。。歯の一本一本までのクリアーを生かした塗装にマスキング、他の原型師さんが真似しないことを祈ります、めちゃめちゃ大変でした!!!!!(爆)。
今回、このゴジラを塗るのに『怪獣大戦争』『ジラース』『南海の大決闘』を観て確認したのですが、これらのゴジラ、ジラースの目の謎が解けました、黒目の外周が橙色、黒、そして真ん中が金色だったのですね!!真ん中も橙色に塗られる方が多いですし、また附属のデカールも橙色です、これ実は対戦怪獣のキングギドラの外周が赤、黒、真ん中金色の外周の色違いなんですよね〜〜、納得です!!今後これらのゴジラやジラースを塗られる方はご参考までに。
背びれは宮崎さんの解説書では銀色塗装になってますが、お世話になってるゴジラの着ぐるみ等で超有名な吉羽 孝雄氏のからの資料提供で灰色系で塗っております、尻尾等は黒い体表のままでしたのでわざと塗っておりません。口や腕はコンパチでポーズ替え出来るようになってますが、ジョイントが不細工なので接着して隙間は埋めました、違うポーズと口のジラースをやってますのでポーズ違いはジラースにてご確認ください(笑)。


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