山脇骨ゴジ

T's Facto  山脇隆   『GODZILLA 1954 SKELETON』  
以前に竹谷隆之氏の骨ゴジを作りましたが、あちらはゴジラの哺乳類と爬虫類の中間的生物の設定から哺乳類的頭骨や、着ぐるみのゴジラが振り返れないのを逆手に取った背びれから背骨が三本といった遊び心たっぷりの造形だったのに対して個人的不満だったのが『踵』、中国の妖怪虎男よろしく恐竜のように踵が浮いてました。
山脇さんの骨格は流石にあれだけ沢山の傑作ゴジラを造り続けてこられただけあってべったり足裏、まさに日本の着ぐるみ怪獣を考慮し、生物ではありえない怪獣としてのぶっといパワーある尻尾の骨!生物としての骨格と日本の怪獣としての辻褄合わせ、そして1954の映像から読み取れる特徴+山脇さんの変態骨フェチを融合させた見事な骨格となっております!!(山脇さん、ごめんなさい!!)

制作は説明書にあるようなサフレスは無視、骨一本一本全て男は黙って立ち上げ塗装です(笑)。関節も可動にするならアルミ線ですが、折れたりしたらオーナーさんが修理できないので出来うるだけビス止めで強度を出し、背骨等は業務用のアンカーピンニングを使用してバリバリの完全固定です。骨格キットは強度を出すのが難しいので可動にしないのならそこが一番難しいと思います、いかがっしょ?


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