ゴジラ 骨格モデル

M1号  竹谷 隆之原型  「ゴジラ 骨格」
小さい頃、ポンキッキで「ほねほねロック」を見てからのほねほねファンの私にとってこれは是非ともやりたかったというか、自然な成り行きというか。よく子供を連れて長居の「大阪自然史博物館」に恐竜の化石を見に行くのも半分は自分が楽しいからだったり(笑)。
で、キットの方は大変てこずらせていただきました。型抜きのパーティングラインを消すのにこの形状・・・・死にました。また強度が無いため(骨ですからねぇ)全てのパーツに真鋳線を通す訳ですが、アバラなんか全部に通してたり・・・・
後、塗装は一番簡単でも効果抜群のサフレスでオイルステンとラッカーを使う方法とかも考えたんですが、もう一つ重厚な感じにしたかったのと楽してはアカンかなあってことで友人全員に「バカ」と言われながらも全てジャーマングレーで塗りつぶし、骨一本一本MAX塗りにて仕上げました。コレとんでもなく集中力と根気が必要で頭の血管がぶち切れそうになります。その苦労が作品に出ていたら良いんですが・・・・ 
CGではなく、振り返ることが出来ない回転や左右の動きに弱いゴジラの着ぐるみを逆手にとってこの巨体を支えるためと背ビレの列に沿って『背骨が三本』という骨フェチ竹谷先生渾身のアイデア構造が盛り込まれた骨格像!!なるほど、これなら前後の可動はともかく、回転や左右の動きは不可能ですね!もちろん頭骨や歯の構造多々生物骨格的部分も考え抜かれながらも怪獣としての遊びの構造も盛り込まれた痺れるような造型であります!
願わくはこのコレと対になるはずであった『ガメラの骨格』も発売されることを願うばかりです〜!!
大変苦労した骨の塗装ですがいかがでしょうか?


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