|
|
大映特撮でどうしてもやりたかったキットはエステルの『大魔神』とこのジーンズ工房の『ダイモン』の２種、古いキットですが両キットともいまだそれぞれのジャンルの最高傑作です、念願かなって制覇！！感無量です。想い入れがあるぶん気合が入ったのですがいかがでしょうか？
もしプライベートで作っていたら口はもっと単色赤の艶消し、手足の爪は白でいくのが王道かとは思うのですが、今回は依頼品ですので『リアルに』というお客様の意向に沿っての製作になっております、まあこの造型にはなんの問題もありませんが。このシーンは劇中には無く（このシュチュエーションに近いシーンではダイモンの片目が潰れている）ポスターからの立体化ですがポスター自体が着色されていて劇中とは全然違うのでポスターか劇中かどちらで進めるか、自分は迷わず劇中重視で、ちょっとフィルムが色あせて劇中のように夜間になれば丁度良いぐらいの色合いになるであろう色調に調節しております。お腹の金色のベルトは劇中青光りしているのでパールのブルーを使っているのと杖の宝石にパールホワイトとパールピンクを使っているのが今回の発見ポイントです、杖の顔の目もちゃんとパールホワイトを塗っております。
ダイモン本体をさらに盛り上げる日本妖怪達もかなり頑張って、というか本体以上気合入れて塗ってるのですがどんなもんでしょう？製作中にはなんと本原型を造られた『村上 寛御本人様（！！）』から熱いエールをいただき、貴重な資料を提供していただいております！（今、どや顔してます 笑）
資料を見ればこのポスターよろしく廻りにはさらなる日本妖怪群の造型予定もあったんちゃうんか？！っていうこれでも大概やのにこの上さらにとんでもないもの凄い大作になってたかも知れず残念に思います。。。。。いや、ホッと胸を撫で下ろしたか？（笑） |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
| 造型にはところどころに村上さんの程よいアレンジが入っております。からかさの舌は劇中はペロンとした単純なモノで唇と同色なのですが、目立つ部位ですのであえて生物的アレンジが入っています、ポスターの色合いで、そんでリアルさも少し入れて塗ってます。油すましの肌も劇中よろしく黒墨を塗ったように、からかさは血の気が無いように、一つ目小僧は人っぽく全部差別化して塗っております。油すましもからかさも赤ふんなんですね〜（笑）。 |
|
|
|
|
|
|
|
| 青坊主、鎖が無かったり、腰の紐が無かったり、服がちょっと違ったりと少し映像とは違う部位もあるのですが。。。。と書いていたらオーナー様から手直しＯＫとの御意向をいただけましたので軽くディテールアップさせていただきました！他の画像と比べてみてください〜！劇中の青坊主に近くなったっしょ？ |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
