人造人間ミカエル

VOLKS ORIENT HERO SERIES    五十嵐紀生    
超高性能戦闘用人造人間ミカエル(ROBOMAN MICHAEL)
製作まで劇中からの立体化だと思っていたのでDVDや資料を集めて挑んだのですが、実はあの有名な破壊したミカエルを踏みしだきながら進む『竹谷版ハカイダー』のように劇中では無くオリジナル造型で、というか竹谷氏から依頼された五十嵐氏が竹谷氏から竹谷テイストの入ったイラスト+頭の造形物を渡されそれを元に製作されたことを知る。。。。背中のエンジェルウィングなんかHJ掲載時にはかろうじて劇中に近かったけどボークスからの製品版ではまったくの別物に変更されてるし資料意味無いじゃん(汗)。本体の造型もかなり劇中とは造作が違っていて正義のヒーローっぽい若者顔もかなり凶悪面の竹谷テイスト顔に変更されています。そういった事で塗りはどうしようかと思ったのですが、本体は劇中の方がカッコよい色だったので劇中より、またオリジナルのエンジェルウィングはサンプル写真からオリジナルに合わせたモノで塗ってみました、いかがでしょうか?自分の画像や完成サンプル写真にはあまり写っていないかもしれませんが思ってたよりかなり荒っぽい造作で見えないところや全体の表面処理など元の粘土細工丸出しの表面処理不足なんじゃないんか?!って思う造型なのですが、HJ掲載時の納期の事情、着ぐるみの硬質の物を軟質の部材で再現したためのキングジョーのような体表の状態、そういったモノに拘らない左右非対称というかそれを味に持っていく竹谷造型のテイストに合わせた物になっているのでOKですな!ちょっと荒っぽすぎる気もしないわけではありませんが(笑)。いくつかガレージキット化されているミカエル中、唯一竹谷ハカイダーと並べて飾る事が出来るキット、いかがでしょうか?
背中のエンジェルウィングはあまりに巨大なのとデザインの脆さ、危うさ、本体との接地部位の強度が必要なため、そしてお客様に発送の際にバラしてでしか発送出来ない為、、どうしてもビスでの固定が必要なため接地部位に画像のように穴を開けてビスにて取り外し出来るようにしました、でもこのままではビスが丸見えなのとそこにあった造型を削除してしまっているので。。。。。
最終的に画像のように穴に元の造型の形状と同じ穴埋め様のパーツを作ってみました。飛び出しているのは押し込んでしまうともう取り外せないため、そこは最終的にお客様に押し込んでもらい完成させていただきましょう!(笑)。
画像ではあまり判らないと思いますがムッチャクチャでかいのです!もう大変〜(汗)。


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