巨大電波塔/メカニコング

ダイモス  村上 寛  『巨大電波塔/メカニコング』 東宝見聞録 其の十弐
モス!(笑)製作中はもう怪獣作ってんのか東京タワー作ってんのか訳判んなくなってました(笑)。。。。ってか東京タワーが大変だって!キットを作るだけでこうなのですからコレを何も無いところから作った村上さんってアホやなぁ〜って(褒め言葉です)思いました(笑)。

通常こういった怪獣と建物のキットのコラボってやはり得手不得手があって怪獣は酒井さんや浅井さんが作り、建物はビーグル等の専門分野の方が作られるのが常ですがコレは全て村上さん、左右非対称な部位や荒削りな部位もあるとはいえそれがなんぼのもんじゃい!って凄みがあります。支柱なんか内側のモールドなんかコレどうやって型から抜いたんやろうか?って思うほどです。支柱間の各柱も製作中は中抜きの造型でしたがこれだとバラバラにキットを抜かずには不可能ですから、キットの値段を抑えるのと製作者の手間を考えてあえて途中で変更されて中抜きモールドを埋められてますが正解です、中抜きではメカニコングの重量に耐えられません、中抜きを埋められたモールド凹みではなく凸モールドなのは愛嬌、原型師のメカニコングに溢れる愛に溢れたキットではありませんか、すばらしい〜!

製作はメカニコングはどうといった事はありませんが(ベルト爆弾とか大変だったのですがタワーが大変すぎてマヒしてる。。。。)兎にも角にも東京タワー製作に尽きました(汗)、タワーはシーンの一部分を切り取った造型になってますのでぶった切られているベースには闇夜の空間と外下の街がが続いているの意識したマーブル塗装を施してます、かなり手間がかかってます。また柱間の黒抜きですが画像では黒に見えますが映像の夜間のイメージからブルーグレーで塗ってます、黒で塗るより遥かに良い感じになりますのでこれから作られる方はご参考までに。
それにしても凄まじいボリュームのレジンの塊、キットはもの凄い重さで迫力満点ですよ〜、いかがっしょ?


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