
浅井海底軍艦マンダ巻き
浅井造型 浅井篤 『30cm東宝NO.18 海底軍艦 我レ帝國ノ野望粉砕セリ』』 |
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マンダの造詣は決定版だと思います、自分が思ってた以上に初代マンダしてます、そして思ってた以上にデカい、なんと2m近くあります!最高です!!
轟天が浅井さんのイメージするぶっとい轟天で自分は劇中の長い轟天が良かったのでちょっと残念ですが、細かい部位で手を入れまくってみました。
轟天にはアンテナ類や主砲の砲身のホワイトメタルのパーツが入ってるんですが、精度が無いのと強度がフニャフニャで使い物にならないので全部作り直しました(涙)。アンテナやレーダーは真鍮線、真鍮パイプ、エッチングの網で全部作り直し、主砲の砲身は真鍮パイプで作り直して透明部分になる部位にエポキシパテで膨らみを作り塗装、透明な熱で縮むチューブを細かく切り、塗装の済んだ膨らみに被せていき蛇腹を作ります。ドライヤーの熱で縮めて形が出来たらクリアー塗料で完全固定させました。イノウエアーツの海底軍艦でも使用した工法です、どうすればこの砲身を再現できるか一生懸命考え出しました。
吸水口と排水口は穴が造形されてなかったので、中空キットの轟天のジェットエンジン(?)をくり抜き、裏側から長い棒を使いエポキシパテで裏当てしてドリルで開口して整形して6ヶ所作りました。ジェットエンジンをくり抜いたついでにエンジン噴射口をLEDで電飾、マンダと一番接する部位にビスでガッツリ固定できるようにしてる部位から配線をマンダに逃がしてます。轟天の命、ドリルはメッキ塗装です、新しいマテリアルはありがたい!!
マンダは青系で塗ればカッコいいのですが、スチールからマンダは緑なので緑で塗りました。また頭から尻尾まである背中のタテガミも茶系で塗ればカッコいいのですが体と同じ塗料でプロップは塗られてます、緑系で塗りました。顔にあるトゲトゲは爪と同じ白乳色の樹脂系なのでそのように、またヒゲはこれもスチールから白で塗ってます。ヒゲはキットには作業のしやすいアルミ線が入ってますが、グニャグニャ曲がるのが嫌で真鍮線を気合で曲げていきました、先の方は電動工具のサンダーで削りだしてペーパーで仕上げてます、ペーパーがけ中、2回手に刺さって流血しております(苦笑)。目は裏側から削り込んでのいつもの造詣を変えたりダメージを与えない方法で電飾、キットがデカすぎて片目だけでLEDが2個必要でした、轟天と合わせてLEDを8個使ってます。
唯一プロップを無視したのが頭のツノ、このモデルとなったスチールのマンダはツノが体色と同じなんです、違うタイプの大きさの違うマンダのプロップは白乳色のツノなので流石に体色で塗る勇気はなく白系の樹脂色にしました(汗)。
この巨大なキットをしっかりと飾れるベースはこのキットには入っていません、電飾の電源やスイッチもあるのでどうするか考えていたのですが、自分の住む同市内にある『宝塚流木工房』さんにカッコイイ流木があったのでそちらを使用させていただきました!!電池BOXとスイッチを取り付け、この巨大キットをガッツリ固定できるようにステンレスの黒焼き付けの太いパイプを取り付けてパイプに中に配線、中空のマンダの胴体にレジンを流して同じサイズの穴を開けて差し込んでもビクともしないようにしました。マンダの穴の中とステンレスの支柱の先にジャックを取り付けているので電源と簡単取り外しのギミック確保を実現しております、色々と頑張った作例、いかがでしょうありましょうか?! |
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